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数字のマジック

え


 毎年、1万人以上の人が浴室で亡くなっている。

 この言葉をきいて、どう思うだろうか。


 この文章だけだと、「浴室は危険な場所」だと思えてしまう。


 寒い浴室は血圧が大きく変化し要注意です。
 毎年、1万人以上の方が浴室で亡くなっています。
 浴室暖房で浴室と気温との差を無くし、もっと安全で快適な・・・・


 こんな感じの文章が、ガス会社の配るカレンダーにあった。


 一見、数字も出してきてるし、説得力がある。

 しかし・・・

 寒い浴室は血圧が大きく変化するので要注意。
 これはよい。

 浴室暖房で浴室と気温との差を無くせばより安全で快適になるだろうから、それもよい。


 なにがよくないかと言えば、
 一見、つながって見えるが、その実、唐突な文脈である「毎年、1万人以上の方が浴室で亡くなっています。」だ。
 これが、浴室と気温との温度差によって毎年1万人亡くなっているというのなら、データとして引っ張り出してくるのもわかるし、文章全体に説得力がでるってものだ。
 しかし、この文章は、ただ単に浴室で毎年1万人以上が亡くなっていることを示す以外のなんのデータでも無い。(しかも情報ソースが明かされてるわけでもないし。ま、ウソじゃないだろうけどね)
 何が原因で亡くなっているかのデータは出さず、ただ1万人の数字を出して、その前後の言葉から勝手に読み手に、温度差による急激な血圧変化とかでたくさんの人が亡くなっているのだと思わせるわけだ。

 極端な例だが、もしも毎年1万人以上が、浴室でガス自殺だの手首を切っての自殺だのをしたとしても、「毎年1万人以上が浴室で亡くなっている」という事実だったりするんだよね。


 古い日本家屋、和室の断熱性、密封性の無さは要注意です。
 毎年何十万人もの人々が和室でお亡くなりになっています。
 断熱性の高いマンション、洋室に引っ越して、寒気や暑気から身を守りましょう。

 なんて文章も作れるし(笑)


 毎年何十万人もの人々が和室で亡くなっている。

 これだけだと、和室は危険なのか? って文章に読めるね。
 結局、「なんで」「どうして」「なにが原因で」亡くなっているのか、そこの部分を書かずに、読者に勝手に都合の良い方向へ認識させる手法が問題。
 映画や小説とかだと、この手法がうまい作家は評価されてしかるべきだけど(苦笑)


 老衰だの、病死だの、事故死だの、和室で亡くなる人は山ほどいる。
 洋室だってそうだろうね。





 ま、よくある広告文章であり、TV局だの雑誌社だのマスコミもよく使うし、
 詐欺師もよく使う手だね。

 こういう詐欺師のようなやり方をしまくる企業やマスコミが山のようにあるのは、資本主義社会としてはごく普通で健全な証拠なのだろうけど・・・・・・・その企業やマスコミが健全なわけでは無い。


雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)2008/11/15(土)10:47

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