シーランド公国の爵位販売中!
1942年にイギリスが北海沖約10kmに海上要塞を建設。
終戦後、イギリスは要塞を放棄・・・というかそのまま放置?
1967年ロイ氏が占拠し、そのまま国家樹立を宣言。
ちなみにイギリスはロイ氏を裁判で訴えたものの、この要塞が建築されていた位置が公海上だったためにイギリスの司法は及ばないとして(そして周囲に要塞を領土として主張する国家も無かったために・・・)退けられた経緯がある。
世界最小の国家・・・・あくまでも国家と自称しているものの、国連加盟国でシーランド公国を国家と認めている国は存在しない。
イギリスが領海を広げると宣言したときには周囲をイギリスに囲まれる危険もあったが、その前にシーランド公国も領海を広げると宣言したために自国領海(と主張しているエリア)を通って公海に出ることが可能。
クーデターにあったり、領土の有償譲渡(販売)の話があったり、火事で延焼したりとネタに事欠かない国である。
詳しい歴史はこちらかこちらを。
で、このシーランド公国だが領土を有償譲渡(といってもあくまで領土を渡すだけで公爵としての公国の主としての地位は別らしい)・・・だけでなく、爵位までも販売している。
老朽化して維持も大変な海上要塞の維持管理費用に必要なのだろうか、ネタなのだろうか?
爵位を買いたい人はこちらから。
かなり安い金額で販売されているため、ネタとして買うのもありかも知れない(笑)
おこずかいでも買えそうだよ、これ。
ちなみに西川きよしも爵位を購入していて、現在伯爵の地位にある(笑)
ちなみにシーランド公国をクーデターで乗っ取ろうとしたり、または購入に意欲を見せてるところがある理由はその特異性にある。
イギリスおよび周辺国家の司法が入らない。
(現在まで入っていないことからよほどのことをしない限りは大丈夫だと思われているのかも?)
カジノなどを運営をしても司法の手がこないのと、税金をとられない。
著作権が適用されていない国家ということになってるので、サーバマシンをおいて衛星を使った高速インターネットで(著作権的にみるとやばい)データの格安販売サイト(DLサービス)をつくるとか、その手のことに利用しようという考えのひとたちも。
あんまりやりすぎると国際法廷に問題をもってかれてシーランド公国そのものの存在が危うくなるかも知れないが、公爵一家にとってはタダで勝手に占拠した要塞だもんなあ。
管理維持費用がかさみまくって大変なら、お金儲けにつかうのもありなのか。